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シーリングライト

ホタルクス製シーリングライトの評判は?その実態を解説

シーリングライトを探している時によく目にするメーカーがホタルクス。

そんな中ホタルクスのシーリングライトの評判を検索しているあなたは、実際のところ「いい口コミ」が多いのか、それとも「つかない」といった悪い口コミがあるのか、気になっているんじゃないでしょうか。

またどこの国のメーカーなのか、よく比較されるパナソニックとの違いやNECとの関係性、そして「なぜ安い」のかという理由についても知りたいとお考えでしょう。

この記事では、ホタルクスのシーリングライトに関する特徴や、蛍光灯の製造中止のウワサ、さらには6畳や8畳、12畳、14畳といった部屋ごとのおすすめモデルまで、あなたの疑問に答える情報を網羅的に解説します。

購入で失敗や後悔をしないために、ぜひ参考にしてください。

ポイント

  • ホタルクスとNEC、パナソニックとの具体的な違い
  • 「ホタルック機能」をはじめとする製品の主な特徴
  • 「つかない」などの悪い評判の真相と、良い口コミの内容
  • 畳数別のおすすめモデルとコストパフォーマンス

ホタルクス公式ページ

ホタルクス製シーリングライトの評判を徹底分析

ホタルクス製シーリングライトの評判を徹底分析

ポイント

  • どこの国のメーカー?
  • NECとの違いは?ブランドの関係性
  • パナソニックとの比較!何が違う?
  • メーカーとしての特徴「ホタルック機能」
  • 蛍光灯は製造中止する?

どこの国のメーカー?

ホタルクス(HotaluX, Ltd.)は日本の照明メーカーです。

本店所在地〒105-0014
東京都港区芝一丁目11番11号
住友不動産芝ビル
ホタルクス会社概要より引用

本社の所在地は東京都港区にありますが、開発・生産拠点は滋賀県に置いています。データベースの情報によれば、従業員数は2025年4月1日現在で232名とされています。

元々はNECグループの照明事業を担っていた背景があり、長年にわたって日本の照明市場で実績を積んできました。

「日本製」にこだわった品質管理を特徴の一つとしており、同じく滋賀の自社工場で製品が製造されています。このため、海外メーカーではなく、日本の企業として照明器具の設計、開発、製造、販売を行っている会社です。

NECとの違いは?ブランドの関係性

ホタルクスとNECはもともと一つの流れを汲む関係です。

年月出来事
~2019年3月「NECライティング」が事業運営
2019年4月1日ホタルクスへ事業承継
2019年4月~現在「ホタルクス」が事業運営(NECサポートも含む)

具体的には、2019年4月にNECライティング株式会社(NECの照明事業会社)がその事業を新会社の「ホタルクス」に承継しました。そのため、ホタルクスはNECブランドの照明製品の製造・販売を引き継ぎ、アフターサポートも担当しています。

現在、市場で見かける製品は、従来の「NEC」ブランドロゴのものと、新しい「HotaluX」ブランドロゴのものが混在している場合がありますが、事業を行っている本体はホタルクスです。

つまり、過去にNECが手掛けていた照明事業を、ホタルクスが継承して現在も続けている、という関係性になります。

パナソニックとの比較!何が違う?

ホタルクスとパナソニックはどちらも日本の主要な照明メーカーですが、いくつかの違いがあります。

パナソニックは、言わずと知れた大手総合電機メーカーであり照明事業はその一部門です。ブランド力が非常に高く、シーリングライトにおいても「ナノイー」搭載機やスピーカー内蔵モデルなど、高機能・高付加価値の製品を幅広く展開しています。

一方、ホタルクスはNECの照明事業をルーツに持つ、照明専業に近いメーカーです。滋賀県の自社工場での品質管理を強みとし、製品ラインナップは比較的シンプルでベーシックなデザインのものが多い傾向にあります。

両者を比較した場合、以下のような点が挙げられます。

比較項目ホタルクス (HotaluX)パナソニック (Panasonic)
ルーツNECの照明事業を承継大手総合電機メーカーの照明部門
ブランド力NECブランドからの移行期非常に高いブランド力と信頼性
製品ラインナップシンプル・ベーシックなモデルが中心多機能・高付加価値モデルが豊富
独自機能(例)ホタルック機能(残光)ナノイー、スピーカー搭載など
製造拠点(例)滋賀の自社工場(日本製)国内外に多数の製造拠点

どちらが良いかは一概には言えず、多機能性やブランド力を重視するならパナソニック、日本製の品質やシンプルな機能、コストパフォーマンスを重視するならホタルクス、といった選択が考えられます。

メーカーとしての特徴「ホタルック機能」

ホタルクスのシーリングライトが持つ最大の特徴の一つが「ホタルック機能」です。

これは、照明を消灯した後も、数分間にわたって淡いブルーグリーンの光が点灯し続ける残光機能のことを指します。1995年(当時はNECライティング製)に発売されて以来、累計出荷1億本を超えるロングセラー技術です。

この機能は、阪神淡路大震災を契機に開発されたと言われており、消灯後に真っ暗闇になるのを防ぐ目的があります。

ホタルック機能のメリット

ホタルック機能には、日常生活においていくつかの具体的なメリットがあります。

  • 夜間の安全性向上: 消灯してから布団に入るまでの間、足元や周囲がほのかに見えるため、つまずきや転倒の防止につながります。
  • 停電時の安心感: 突然の停電時にも、残光があれば一時的に周囲の状況を確認でき、慌てずに行動しやすくなります。
  • 育児の補助: お子様の寝顔を確認したり、夜中のおむつ替えなどで部屋を出入りしたりする際に、常夜灯を点けるまでもない短時間の視界を確保できます。

データベースの情報によれば、2019年に発売されたモデルでは、消灯すると絵柄が浮かび上がるような演出が施された製品もあったようです。このように、安全性と少しの遊び心を両立させているのがホタルクス製品のユニークな点です。

蛍光灯は製造中止する?

「ホタルクスが製造中止する」という情報は正確には「一般照明用の蛍光ランプ(光源)」の生産を終了するという意味です。

ホタルクス(旧NECライティング製含む)は、一般照明用蛍光ランプの生産を2027年12月に終了すると発表しています。

生産終了スケジュール

品名生産終了予定
直管蛍光ランプ(一般形=ハロ蛍光体)2026年12月
直管蛍光ランプ(3波長形)2027年12月
丸管蛍光ランプ(3波長形)2027年12月
ホタルクス公式ページより引用

これは、水銀に関する水俣条約の決定を受け、パナソニックや東芝ライテックといった他の主要メーカーも同様に、2027年中に蛍光ランプの生産を終了する計画を発表している流れに沿ったものです。

重要なのは、これはあくまで蛍光灯の「ランプ(電球や管の部分)」の生産が終了するという話であり、ホタルクスがLEDシーリングライト本体(器具)やLED電球の製造・販売を中止するわけではない、という点です。

現在ご家庭で蛍光灯の照明器具を使用している場合は、ランプの在庫がなくなる前に、LED照明器具への交換を検討することが推奨されます。

実際のホタルクス製シーリングライトの評判と評価

実際のホタルクス製シーリングライトの評判と評価

ポイント

  • 良い口コミ「明るい・簡単」
  • 「つかない」等の悪い口コミはある?
  • 製品がなぜ安いのか?その理由
  • 6畳・8畳のおすすめモデル
  • 14畳・12畳のおすすめモデル

良い口コミ「明るい・簡単」

ホタルクスのシーリングライトに関する評判を調べると多くの肯定的な口コミが見つかります。

いい評判一覧

設置が簡単

マジで機械オンチだから、照明の交換なんて無理…って思ってたけど、ホタルクスのこれ、本当に簡単だった!工具とか一切いらないし、説明書通りにカチッてはめたら終わり。10分もかかってないかも?(笑) 拍子抜けするくらい簡単で、明るさも6畳の寝室には十分すぎるくらい明るい。もっと早く替えればよかった~!

明るさと安さに満足

値段が結構安かったから、正直明るさは期待してなかったんだけど、スイッチ入れた瞬間『うわ、明るっ!』って声出た(笑)。8畳のリビングに使ってるけど、隅々までしっかり明るい。取り付けも前の古いやつ外す方が時間かかったくらいで、本体はマジですぐ。シンプルだしリモコンも使いやすいし、コスパ最強だと思う。

古い照明から買い替えた

実家の親の部屋が古~い蛍光灯で薄暗かったから、これに買い替え。取り付けは自分がやったけど、軽くてめっちゃ簡単だった。スイッチ入れたら、親が『目が覚める!』って驚くぐらい部屋全体が明るくなって大満足。前は手元が暗そうだったけど、これで本も読みやすくなったみたい。リモコンもシンプルで高齢の親でも分かりやすいし、ホント買ってよかった。

口コミ引用元

特に「明るさ」と「設置の簡単さ」を評価する声が目立ちます。

レビューによれば、「取り付け簡単、部屋も明るくなりました」「しっかり明るくていい感じです」「取り付けも簡単で女ひとりでも余裕でした」といったコメントが寄せられています。工具不要で簡単に設置できる点は、多くのユーザーにとって大きなメリットとなっているようです。

また、「シンプル使いやすく明るい」「コスパが良い照明です」「価格も安くて良い買い物でした」など、機能がシンプルであることや、価格の手頃さ(コストパフォーマンス)を評価する声も多くあります。

他にも、「調光したあとの設定を電気を消しても記録されている(メモリ機能)」「リモコンが使いやすい」といった、日常使いでの利便性を評価する意見も見られました。

「つかない」等の悪い口コミはある?

一方で、少数ながらネガティブな口コミや注意点も見受けられます。

「つかない」・「点灯しない」ケース

通販サイトのレビューによれば、「突然点灯しなくなった」という口コミが過去にありました。その原因として、照明器具本体と天井の引掛シーリングとの接触不良(半挿しだと点灯するが、しっかり押し込むと点かない)が示唆されていたケースがあります。

もし「つかない」状況になった場合、まずは慌てずに以下の点を確認することが推奨されます。

  1. リモコンの電池: 電池が消耗していないか確認します。
  2. 再設置: 一度器具を取り外し、カチッと音がするまで確実に取り付け直してみます。
  3. ブレーカー: 部屋のブレーカーが落ちていないか確認します。

これらを確認しても改善しない場合は、初期不良や故障の可能性も考えられるため、購入した販売店やメーカーサポートへ相談するのがよいでしょう。

その他のマイナス評価

データベースのレビューからは、以下のような不満点も挙げられています。

  • リモコンホルダーの有無: 「リモコンホルダーが付いていないのは初めてです」という口コミがあり、壁掛け用のホルダーが付属していないモデルがあるようです。
  • 明るさの印象: 18畳用の大光量モデルを購入したユーザーから「思ったほどは明るくない印象」「最も暗く設定してもまだ明る過ぎる」といった、明るさの調整幅に関する意見もありました。
  • リモコンの仕様: 「ON/OFFボタンが同じ」であるため、スマートリモコンと連携させた際に操作が二度手間になる、という指摘もありました。

これらの口コミから、基本的な性能には満足しているものの、付属品や細かい仕様(調光の段階、リモコンのボタン配置)については、モデルによって差があるか、あるいは利用者の期待と異なる場合があることが分かります。

製品がなぜ安いのか?その理由

ホタルクスのライトを見ていて思うのが他社製に比べて価格が低いこと。ホタルクスの製品が「なぜ安いのか」については、いくつかの理由が考えられます。

主な安い理由

  • 機能を絞っている
  • 業界の価格競争が過激
  • 効率のいい生産体制

第一に、製品の機能をシンプルに絞っている点が挙げられます。前述のパナソニックとの比較でも触れたように、ホタルクスの製品ラインナップは、多機能・高付加価値モデルよりも、調光・調色といった基本的な機能に絞ったベーシックなモデルが中心です。これにより、製造コストを抑え、手頃な価格設定が可能になっていると推測できます。

第二に、LED照明市場全体の価格競争が背景にあります。LED照明が普及したことで、多くのメーカーが参入し、以前に比べて製品価格は全体的に低下傾向にあります。

第三に、データベースの情報によれば、NECライティング時代から培った技術とノウハウを活かした「効率的な生産体制」が、価格を抑える要因になっている可能性が示唆されています。滋賀県の自社工場で品質を管理しつつ、効率的に生産していると考えられます。

ただし、「安い」といっても、それはあくまで「機能がシンプルなベーシックモデルが安価に提供されている」ということであり、ホタルック機能などを搭載した上位モデルは、それに応じた価格設定がされています。

6畳・8畳のおすすめモデル

6畳から8畳の部屋は寝室や子ども部屋、書斎などに多く、シーリングライトの需要が最も高いサイズです。ホタルクスでは、このサイズ向けにコストパフォーマンスの高いモデルを多数ラインナップしています。

シンプルな調光モデル

「とにかく明るくなれば良い」「難しい機能は不要」という方には、調光(明るさ調整)機能のみのシンプルモデルがおすすめです。

HLDZ06258 (6畳用) / HLDZ08258 (8畳用)

HLDZ06258

レビューでも「シンプル使いやすく明るい」「調光機能だけで十分だと思った」といった声が寄せられているモデルです(またはその後継機)。価格が非常に手頃でありながら、LEDならではの十分な明るさを確保できます。

調光・調色モデル

「リラックスタイムは電球色、勉強や作業時は昼光色」といったように、生活シーンに合わせて光の色も変えたい方には、調光・調色モデルが適しています。

  • HLDC08258 (8畳用)
  • HLDC08301SG (8畳用)

HLDC08258は「光の広がり方がとても自然」「明るさや色を細かく調整できる」と評価されています。先ほど触れたホタルクスの特徴である「ホタルック機能」や「かんたん留守タイマー」、防虫機能などを搭載した、機能性の高いモデルです。

6畳や8畳の部屋で選ぶ際は、まず「調色機能(光の色を変える機能)が必要か」を基準に、必要なモデルを選ぶと良いでしょう。

14畳・12畳のおすすめモデル

リビングやダイニングなど、12畳や14畳といった広い部屋には、より強力な光束(明るさ)を持つモデルが必要です。

大光量シンプルモデル

広い部屋全体をしっかり照らしたい場合、大光量タイプが求められます。

  • HLDZ14268 (14畳用)
  • HLDZG18309SG (18畳用)
HLDZ14268
HLDZ14268

HLDZ14268は14畳用のシンプルモデルとして人気があるようです。適用畳数上限の明るさ(5400lm)を持ちながら、価格が抑えられています。データベースで紹介されている、さらに強力なモデルです。定格光束8100lmという非常に高い明るさを持ちます。「12畳の部屋だけど、とにかく明るくしたい」という場合に、あえて18畳用を選ぶユーザーもいます。レビューでも「めちゃくちゃ明るい!買って正解でした」「明るすぎてびっくり」といった声が寄せられています。

高機能・大光量モデル

広いリビングでは、デザイン性や付加機能も求められることがあります。

  • HLDZE14302SG (14畳用)

コチラのライトはデザイン性のあるデュアルクローム枠を採用し、「ホタルック機能」も搭載したモデルとして紹介されています。光束も6099lmと、14畳用の基準を上回る明るさを持っています。

12畳や14畳の部屋で使用する場合、適用畳数ギリギリのモデルを選ぶと「思ったより暗い」と感じることがあります。レビューにもよくあるように、「大は小を兼ねる」という考え方で、適用畳数に余裕を持たせたモデル(例:12畳の部屋に14畳用)を選択するのも一つの方法です。

ホタルクス製シーリングライト評判まとめ

この記事では、ホタルクスのシーリングライトに関する様々な評判や情報について解説しました。最後に、記事の要点を箇条書きでまとめます。

ポイント

  • ホタルクスはNECの照明事業を承継した日本のメーカー
  • 開発・生産拠点は滋賀県に持つ
  • NECブランドのサポートもホタルクスが担当している
  • パナソニックは多機能・高付加価値モデルが豊富
  • ホタルクスはシンプル・ベーシックなモデルが中心
  • 最大の特徴は消灯後も光る「ホタルック機能」
  • 蛍光ランプ(光源)は2027年12月に生産終了予定
  • LEDシーリングライト本体の製造中止ではない
  • 良い評判には「設置が簡単」「明るい」が多い
  • 「コストパフォーマンスが高い」という口コミも多数
  • 悪い評判として「リモコンホルダーがない」モデルがある
  • 「つかない」不具合は接触不良の可能性も
  • 「なぜ安いか」は機能がシンプルで効率生産のため
  • 6畳・8畳用は調光のみか調光調色かを選べる
  • 12畳・14畳用は余裕を持った明るさのモデルが推奨される

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